§ ありがたくもないけどとりあえず日常。


「うふふふふふ」
「・・・・・・」

嗚呼神様。
目の前でものすごい笑顔を浮かべながら、気持ち悪い笑い方をしつつこっちを見ている人をどうにかして下さい。

「うふふふふ」
「・・・長野」
「ふふふ。何?」
「頼むからその笑い方やめてくれ。気持ち悪いぞお前」
「えぇ?」

えぇじゃない、えぇじゃ。
半笑いで人のことにやにや見やがって。
お前は井ノ原か!!
・・・って心の声でしかツッコミを入れられない俺って一体。(涙)

「いや、だって今日はおめでたい日だからさ。喜びを分かち合ってるんじゃない♪」
「普通に喜んでくれる分にはありがたいが、お前のそのウフフ笑いはこれっぽっちも嬉しくないぞ」
「なんで?祝福の笑いなのに」

・・・どこらへんがですか?
いや、どう考えてもその笑い方は違うだろ。
これは嫌がらせだ。
絶対そうに違いない。

「・・・そんなに嬉しいか、俺が歳を取るのが」
「えぇ?俺別に何も言ってないじゃない。被害妄想だよ坂本くん」

・・・多分今のお前を見たらみんながみんな同じ事を思うだろうよ。
何が被害妄想だ、コノヤロウ。

「それにしてもそっかー坂本くんももう35歳か〜35歳ね〜そっか〜」
「・・・お前35歳35歳って連呼すんじゃねぇよ」
「ふふふ、そっかーじゃあそうすると・・・」


天使の顔した悪魔が吐く、シニカルなジョーク。

「四捨五入したらもう40歳突入だねっv」


・・・嗚呼神様。
俺は45歳になった時も同じように笑われているような気がしてなりません。(涙)

「・・・お前、来年覚えてろよ?」
「まぁ坂本くんがどんなに頑張っても一年の差は縮まらないからね。所詮は無駄な足掻きだよね♪」
「・・・(涙)」



2007/10/19(Fri)









§ COMMENT.

お粗末。(笑)