§ 一過性の日常。
・台風が近付いてきている12月の日本列島。
「今年って本当に台風多いよね」
「せやな。また来てるんやろ?もう12月やのに」
「ほんと次から次へとさぁ〜」
「マジ『たいふういっか』じゃんな〜」
・剛が何気なく言った一言に岡田がぴたりと止まったので健が首を傾げる。
「岡田?どうした?」
「いや・・・ちょお聞くけど剛くん。『たいふういっか』ってどうやって書く?」
「は?あんだよ急に」
「ちょお気になってん。教えてや」
「まーいーけどよ。『たいふういっか』は台風の家族なんだから台風に一に家だろ」
・得意げに言う剛に、岡田がそれを聞いた理由に気付いた健と岡田は顔を見合わせ。
『・・・・・』
「・・・あんだよ」
「まさかマジボケやとは思わんかったわ」
「だから何がだよ!!」
「剛・・・台風一過って台風が通り過ぎるって書くんだぞ?」
「・・・へ?」
・呆れたような顔の健の一言にぴたりと止まる剛。
「決して一家やないし、台風の家族って意味でもないねんで?」
「・・・・・(赤)」
「あ、赤くなった(笑)」
「う・・・うっせぇ!!いーだろ!!ワザとだよワザとっ!!(恥)」
「いや、絶対ワザとやないやん(笑)」
「いーんだよ!!俺の中では一家なんだよ!!(笑)」
「それでええんか剛くん(笑)」
「一回言ったら折れないんだよね、剛ってさー(笑)」
・そーゆーわけで。
「『たいふういっか』は『台風一家』!!俺の辞書にはそうなんだよ!!(笑)」
『さいでっか(笑)』
2004/12/05(Sun)
§ COMMENT.
剛つんには是非そんな子でいて頂きたいな、なんてね。(笑)
くだらない話ですんまそん。
久しぶりの小話・・・どうやら最近カミセンを書くのにはまっているようです。(笑)