§ ある種の優しさ溢れる日常。



  ・ツートップ+健、番組ロケ休憩中。

「普段坂本くんの影に隠れてて忘れちゃうけどさぁ・・・」
「うん?」
「あ?急にどうした」

・ふと思いついたように口を開いた健にツートップ、そう聞き返す。

「あのさ、長野くんって坂本くんと一つしか年違わないんだよね」
「うん、まぁそうだね」
「でも長野くんてなんていうか・・・若々しいじゃん?」
「健・・・(笑)」
「・・・お前、それは遠まわしに俺を年寄りだって言ってるのか?」

・眉間にしわを刻んだ坂本に睨まれてしまったので健、慌てて話をすりかえる。

「まぁとにかくさ!(笑)長野くんって年を感じさせないよねって言うか」
「別にそこまで言われるような年でもないんだけどなぁ(苦笑)」
「あーもー違うんだってばぁ〜!!(笑)」
「だから何が言いたいんだよお前は」
「ん〜・・・だからようはつまり・・・」

・むむむっと唸って出した答えは。

「長野くんにも労わりの心を持たなきゃってこと!!」
「・・・健(笑)」
「俺ら老人じゃないんだからよ・・・(笑)」
「えーそういう意味じゃないって!!あーなんか上手く伝わらないぃ〜!!(笑)」
「あはは(笑)とにかく健が俺のことを気遣ってくれてるのは分かったよ(笑)」
「そういやお前ってそんなに年のことで話題にはならないもんな」
「リーダーのお蔭様で(笑)」
「・・・へっ」

・やさぐれ気味のリーダー。(33)

「それに長野くんて体力あるじゃん、誰かさんと違って」
「うっせ」
「まぁ俺と坂本くんじゃ体格が違うしね」
「こいつはエネルギーを蓄えられるけど俺は無理なんだよ」
「なんせコンサート終わった後なんて干からびてるもんね(笑)」
「そこまでは酷くねぇよ!!(笑)」
「わはは。今年の夏よくもったよね、おじいちゃん♪」
「おじいちゃんって言うんじゃねぇ!!(笑)」

・そんなやり取りの中スタッフからかかる撮影再開の声。

「あ、再開みたいだよ」
「よーし、ちゃっちゃと終わらせて帰るぞー」
「今日は一日二人を労わって頑張るからっ!!(笑)」
『だから俺たちは老人じゃないっつーの!!(笑)』
「だから老人なんて言ってないじゃん!(笑)」

・健、にこぱっと笑って一言。

「いつも苦労掛けてるお父さんとお母さんに感謝の気持ちを込めてねっ♪」
『・・・・・・』


2004/09/07(Tue)









§ COMMENT.

結局そんなオチかよ!みたいな。(笑)
ども。久しぶりのいつもの彼ら設定でお送りしました。
健つんとツートップ。
ワガママなお子様と両親、って感じだなこの組み合わせって。
そんなわけで(どんなわけだ)こんな話に。
いや、坂本兄さんに比べて博さんったらなんて若々しいんだろう!という話です、はい。(笑)
でも二日酔いでステージに上がれるならまだまだ大丈夫ですね。
(まだ言う・笑)