§ 穏やかな日常。



・カミセン楽屋内。

「……」
「…あんだよ」
「…暑くないんか?」
「…もっと気の利いた台詞言えよ」

・奇妙な間をとりつつ会話する岡田&剛。

「…なんちゅ〜か、かなりコメントし辛いねんけども」
「…じゃあスルーしとけよ。触れるなこの状態に」
「…うーん」

・不機嫌丸だしの剛、その理由とは。

「健くんえらい格好でへばりついてるな(笑)」
「…暑いよりむしろ重い」
「…ん〜…」
「めっちゃ気持ちよさそうに寝とるし(笑)」

・剛の不機嫌の理由は寝転んだ彼の腹の上に貼り付いて寝こけている健であった。

「なんでそんな状態になっとんねん」
「こいつがじゃれついてきたと思ったらそのまま寝ちまったんだよ」
「でも振りほどかへんのが剛くんの優しい所やな(笑)」
「…うっせ(赤)」
「照れんでもええやん(笑)」

・岡田のその言葉に剛はむすっとして。

「おい岡田」
「おん?」
「いいかげん疲れた。変われ」
「えっ?!」

・剛、起き上がりひょいと健を持ち上げて岡田に託す。

「うぉっ!?」
「あーやっとスッキリした」
「ちょお剛くん(汗)」
「さっきまでの俺の苦しみを味わえ。うひゃひゃ(笑)」

・が。

「んっ?」
「あ」
「…こいつ」

・立ち上がろうとした剛の服を掴んでいる健の手。

「離せっつーの!」
「剛くん寝てるんやからあかんて」
「…こんにゃろぉ〜!」
「大人しく一緒に枕になろうや(笑)」
「納得行かねぇ!!(笑)」
「しゃあないやん(笑)」
「…ん〜むぅ…むにゃ…」
『……』
「んふー…v」

・我関せず幸せそうな健の寝顔に二人、顔を見合わせて。

「今日はこの可愛い寝顔に免じて、な?(笑)」
「…得なヤツ(笑)」

・結論、寝た子には勝てない。


2004/08/11(Wed)









§ COMMENT.

なんともコメントし辛い微妙なもんが出来てしまった…
せっかくのカミセン主役話やと言うのに。(笑)
なんつーか健ちゃんって誰彼構わずスキンシップを図るイメージがあるんですよね。
その相手が剛つんならこれくらいへばりつくかなと。(笑)
とにかくカミセンの話を書きたかっただけの話。(おい)