§ 違和感ばかりの日常。
・コンサート打合せ中。
「あ、ヒロ。ちょっとこっちの構成なんだけどな…」
「うん?」
『……』
「マサ、この曲順なんだけど…」
「あーこれな」
『……』
「マサ兄、ヒロ兄、この日のMCだけどさ…」
「うん?」
「ヨシヒコなんかいい案でもあるのか?」
『……』
・違和感ありまくりのトニセン三人の会話を見つめるカミセン。
「…何あれ?」
「…って俺に聞かれても分からへんよ(笑)」
「…なんかすげぇ気色悪く聞こえんだけど」
『同感』
・声を合わせた後またマジマジと三人を見つめる。
「ずっりぃよ〜!!先にマサ兄と約束してたの俺じゃんか!!」
「いや確かに忘れてた俺が悪かったけどな…」
「いいんじゃない?ヨシヒコとやってあげなよ。俺たちのはまた今度にすればいいし」
「…でもなぁヒロ」
「マサ、約束は守らなくちゃでしょ」
「じゃあお前との約束は…」
「だから俺とはまた次にしようって(笑)」
・そんな会話に我慢しきれなくなった健が体をかきはじめる。
「…やっぱなんか変!ムズムズするぅ!!(痒)」
「…なんで呼び方一つでこうもきしょい感じになるんやろな(苦笑)」
「あ〜!なんか調子狂う!!おいそこの三人!!」
・とうとう我慢しきれなくなった剛が叫びを上げる。
「なんなんだよそれはっ!!」
『え?』
「なんでそんな名前の呼び方してるわけっ?!」
「むちゃくちゃ違和感ありまくりやねんけど(笑)」
「おいおいなんでってお前らなぁ…」
「何?忘れたの?」
「もとは三人が言い出したことよぉ〜?」
『へ?』
・意外な返答に三人の目が点になる。
「…マジ忘れてんのかよお前ら」
「実行に移してる俺らがバカみたいじゃんよ〜(笑)」
「ほら、ちょっと前にみんなでゲームやったでしょ?あのときの罰ゲーム」
「罰ゲーム?」
「・・・言われてみればそんなこともあったような」
「あ!あれや!!思い出したわ!!」
・一番に思い出した岡田に二人の視線が集まる。
「ほら、トニセンVSカミセンでゲームやって負けたチームは罰ゲームってやったやん」
「・・・あぁ!あれかぁ!!」
「あ」
「思い出した?」
「お前らそんな綺麗に忘れてるんだったら自らやる必要なかったな(笑)」
「みょ〜にむず痒いしねぇ、この呼び方(笑)」
「そっか、罰ゲームって・・・」
「普段は絶対呼ばない呼び方で一日を過ごす、やったっけ」
「そうそう」
・笑って返す長野にようやく事態を飲み込んで三人は納得に頷く。
「だから俺は坂本くんをマサって呼んで、井ノ原をヨシヒコって呼んでるわけ」
「俺は長野をヒロで、井ノ原は同じくヨシヒコ」
「んでもって俺は坂本くんをマサ兄、長野くんをヒロ兄と呼んでるわけよ」
「なんだかこの呼び方だと兄弟になったみたいだよね(笑)」
「奇妙な気恥ずかしさがあるというかなんというか・・・」
「やっぱり違和感ありまくりなんだよなぁ(笑)でも新鮮かもねぇ」
『・・・・・・』
・そんな痒がりながらも何処か楽しそうな三人にカミセンじっと見詰め合ってから一言。
『俺たちが悪かったです、やめて下さい(笑)』
2004/08/05(Thu)
§ COMMENT.
なんちゅーか、ネタがなかったもんで微妙なもんになってしまった。
ただ単に普段呼び合わない呼び方で呼ばせてみたかっただけの話。(笑)
パラレル書けばいくらでも呼ばせられるんだけど、パラレル書くだけののネタがないしね。(笑)
つかカミっ子主役じゃなかったのかい光騎さん。(爆)
やっぱり兄さんたちが持って行ってしまった・・・
しかし実際彼らがこう呼び合ってもそんなに違和感はない気がするのは俺だけだろうか。
ちなみに彼らが何のゲームをやって勝ち負けが決まったのかは謎。(笑)