§ 晴れ時々日常。



・コンリハ最中のトニセン。(in代々木ステージ)

「ぶわっくしょいっ!!!」
「ぅわ!びっくりした・・・」
「あーごめんごめん。なんか風邪気味でさぁ〜」
「風邪?今年夏風邪ひく人が多いらしいから気をつけなよ?」
「うん。コンサートで倒れたらシャレになんないしねぇ」

・そんな井ノ原と長野の会話を聞いていた坂本、にやりと笑う。

「・・・夏風邪はバカがひく」
「こらそこぉっ!!(笑)」

・びっしい!っと井ノ原、坂本を指差す。

「バカじゃなくても風邪をひく時はひくんですぅ〜!!」
「大抵みんなそういう言い訳をするもんだぞ井ノ原(笑)」
「言い訳じゃねぇよお!!ひっでーよ坂本くん!!(笑)」
「ほらほら、二人ともリハ始まるよ(笑)」

・そしてリハ開始の後、数分後。

「ぶえっくしょい!!」
「ぅわ!って今度は坂本くん?」
「・・・なんだ?誰か噂でもしてんのか?」

・鼻をすすりながらそう言うと井ノ原がにまりと笑う。

「夏風邪はバカが・・・」
「いや、風邪じゃねぇし(きっぱり)」
「なんだよぉー言わせろよぉー!(笑)」
「いや、バカじゃねぇし(さらにきっぱり)」
「うわ!自信満々だよちくしょう!!(笑)」
「ほらほらそこまでにして、まだリハの最中なんだから」
『へ〜い』

・長野の一言で再びリハに戻る。が。

『ぶえっきしょ〜い!!!』
「うわっ!?両サイドでいきなりくしゃみしないでよっ!!(笑)」
「しょうがねぇだろ、止められるもんでもねぇし」
「そうそう出物腫れ物所構わずだしぃ」
「って言うか二人とも風邪なんじゃないの?大丈夫?」
『夏風邪はバカがひく!』

・ぴったりと被った言葉に二人顔を見合わせる。

「だから俺は風邪じゃねぇって言ってるだろ」
「俺もバカじゃねぇってばっ!!」
「やるかこのやろう!(笑)」
「やらいでかっ!!(笑)」
「あ、こら二人とも・・・」
「だいたい坂本くんは年なんだから、免疫がだんだんなくなってきてるわけだしぃ」
「んだとこのヤロウ!年を引き合いに出すんじゃねぇ!!(笑)」
「や〜い33歳〜!!(笑)」
「にゃろう!待てっ!!」
「い〜や〜だぁ〜!!(笑)」

・だだっ広いステージ上を全力ダッシュの追いかけっこ開始。

「井ノ原ぁ〜!!!」
「追いつけるもんなら追いついてみなさぁ〜い!!(笑)」

・そんな二人を遠い目で見守る長野。

「・・・バカが二人もいる」

・数分後。

「・・・っ、この・・・やろ・・・っ!!」
「はあっ・・・も・・・もう走れねぇ・・・!!」
「コンサートでもそんな全力疾走しないのに、本当何やってんの二人とも(呆)」
「だっ、て・・・坂本くんが・・・っ、本気でっ、追いかけて・・・くる、からさぁ・・・」
「おま・・・お前が・・・本気でっ、逃げる・・・からだ、ろっ!!」
「二人とも、どんぐりの背比べって言葉知ってる?」

・にーっこりと有無を言わせない長野の微笑み。

『・・・知ってます』
「じゃあどっちもどっちって言葉は?」
『・・・はい』

・そしてなんとも言えない凶悪な黒い笑みが長野の顔に浮かぶ。

「二人とも『バカ』だと俺は思うんだけど?」
『・・・すんませんでした(涙)』
「分かればよろしい」

・教訓、触らぬ長野に祟りなし。(何かが違う)

「ちなみにバカにつける薬はないって言葉も知ってる?(にっこり)」
『・・・(涙)』


2004/07/29(Thu)









§ COMMENT.

なんだかトニ兄さんたちメインの話が多いですね。
愛が偏っておる。(笑)
つーか何故か最多出演は井ノ原サンだし。(笑)
あれぇ?最初はあんなに書き辛かったのになぁ。
えーと、今日はネタが特に思いつかなかったのでなんだか風邪気味くさい自分をトニ兄さんたちにかぶらせてみました。(笑)
で、ふと思いついた夏風邪はバカがひくで引っ張ってみたりして。
まぁ実際はこの時期は特に体調管理は万全だろうからこんなことはないと思いますが。
・・・しかし坂本サンと井ノ原サンやたら追いかけっこしすぎ。
そこまではしゃぐのはありえねぇだろ!ととりあえず自分で突っ込んでおきます。(笑)