§ そんな日常。
・炎天下の東京、コンクリートジャングル。
「あっちぃーよぉー・・・」
「・・・言うなよ。余計暑くなんだろ」
「健くん冷たいペットボトルあるで」
・健、キンキンに冷えたペットボトルを受け取り額にぺたっとあてる。
「うぃ〜冷たいぃ〜でも暑い〜・・・」
「だから暑い暑い煩いっつーの!」
「剛くん、そんなにイライラせんで。余計暑くなんで?」
・はい、剛くんも。と岡田もう一つのペットボトルを剛に渡す。
「あー冷てぇー・・・」
「うーもうぬるくなりはじめてるぅー・・・」
「まぁこの気温やしなぁ」
「ありえねぇよ、昨日東京何度あったかって聞いたか?」
「知ってる。最高で39.5度あったんでしょ?」
「8月入ったらどんだけ気温上がるんやろな」
「コンサートで倒れる人一杯出たりして」
「でも会場はクーラー入っとるし」
「外並んでる時とかやばいんじゃねぇ?」
「あーそやね、並んどるんやった。ぐるっと」
「大変だよねー」
「人事じゃねぇだろ!(笑)」
「むちゃくちゃ当事者やのに(笑)」
「そっか(笑)」
・ふと健、気づいたように岡田をじっと見つめる。
「・・・どないしたん?」
「うりゃっ!!」
「うおっ!!」
「・・・何してんだ?」
・健、岡田の後ろからがばりと抱きつく。
「健くん?」
「なんか一人だけ涼しい顔してんのが許せねぇー!!(笑)」
「ってむちゃくちゃ八つ当たりやん!(笑)」
・俺だって暑いわ!と暴れる岡田にしかし健はべったりくっついたまま。
「暑いって健く〜ん!!」
「へっへっへ〜・・・って俺も暑い〜っ!!!」
「やったら離れてやっ!(笑)」
「いーやーだー!!(笑)」
・そんなアホなやりとりをしている二人を呆れ顔で見る剛。
「・・・見てるほうが暑苦しいっての(呆)」
2004/07/21(Wed)
§ COMMENT.
日常の風景その一。
カミセンのイメージというと俺の中では剛&健コンビがじゃれてる(というか一方的に健ちゃんがじゃれついてる)のを遠巻きに岡田サンが眺めてるイメージがあるんですけれども、今回はあえてその逆を行ってみました。
会話だけで成り立たせようかと思ったけど、余計な状況説明文もつけてみたりして。
そこまでやるならちゃんと小説として書けよって感じっスか?(笑)
つか実在の人物って書くのが本当に難しいと痛感中。
口調を表現すんのがこの上なく難しいっス。
メンバー同士の素の会話が出る番組ってなかなかないから研究しようにも出来ん。
今回はカミ三人だったからまだあれですが、健ちゃんと長野くんの書き分けはかなり怪しい・・・
その点岡田サンは関西弁なので非常に分かりやすくて素敵です。
でもこれでキンキの二人とか登場した暁にはまた書き分けが出来なくなるんだよな。
まぁ登場予定はないですけれども、あくまで。(笑)
あ、ちなみに岡田サンの関西弁はエセです。(笑)
つか彼最近関西弁で話してくれないのでちょっと残念。