「あっ!博様、昼食前に間食はおやめ下さい!!」
「はっへ、ひほははらほっへひへふへはんはもふ」
※だって、井ノ原が持って来てくれたんだもん。
「・・・話すのは口の中のものを飲み込んでからにして下さい」
「むぐむぐ・・・はーもう坂本くんは煩いなぁ。だいたいその敬語もやめてって言ってるのに」
「執事が主人に向かってタメ語で話せるわけがないでしょう」
「人前じゃなきゃ別にいいじゃない。ねぇ?」
「なんか良くわかんないけど長野くんがイヤだって言ってるんだからやめろよヒツジ」
「おいコラ、そこのウサギ。誰がヒツジだ誰が」
「おいヒツジ、ウサギっつーんじゃねぇよ!俺らは魔獣だっつってんダロ!」
「だが今はどう見てもウサギ以外の何者でもないだろう」
「むっかー!!」
「んだと!そこまで言うなら食らいやがれ!!」
「な・・・!!」
どっかーん!!がっしゃーん!!
※双子の魔獣が力を発揮中。
「ぎゃー!!」
※響き渡るヒツ・・・執事の悲鳴。
「あーあー。全く、坂本くんも懲りないなぁ」
「博様、部屋が吹き飛びましたが・・・」
「あぁ岡田。悪いんだけど業者呼んでおいてくれる?」
「かしこまりました」
「あはあは、今日も賑やかだね〜」
「あ、井ノ原。ごめんね、騒がしくて。あと、ケーキありがとね」
「いえいえどういたしまして。でもこれじゃティータイムって感じじゃないねぇ」
「そうだね。別の部屋に移動しようか。岡田」
「はい」
「坂本くん使えそうに無いからセッティングよろしく。あとゴウとケンもね」
「かしこまりました。ゴウくんケンくん、お昼ご飯の時間やで」
「おっ!待ってました!」
「お腹減った〜♪」
ガラガラガラ。
※瓦礫の下からヒツ・・・執事が甦る音。
「・・・俺の扱いって一体どーなってるんだ」
「あ、流石はスーパー執事坂本くん。あの攻撃で無傷でいられるの坂本くんだけだよ」
「嬉しくねぇ・・・!!って言うか止めろよお前!!あれの主人だろうが!!」
「あ、タメ語」
「あ」
2010.12.11.Saturday
と、言うわけで激滑り込み投稿なんですけども大丈夫だろうかこれ。(大汗)
改めまして皆様こんばちは、桐堂光騎でございまする。
今回はリクエストを頂いたので長野伯爵と坂本執事、オマケに双子ちゃんを描いてみました。
長野伯爵については
こちらをどうぞ。
本編は「真昼の月夜」の月代さんが書いて下さっているという複雑な作品です。(笑)
ツートップ祭参加作品の割に文章的には全員ご出演。
小説とも呼べない代物ですが・・・楽しんで頂けたら幸いです。
あ、坂本さんがフビンなのはうちのデフォです。(笑)
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