第一場 スイングタイム・ダンススタジオ
メイベルの提案で流行のダンス、シミーダンスを踊る生徒の面々。
ラッキーもその輪の中で楽しく踊っていたのだが、モーガンサルのまた株で儲けてしまったと言う言葉に一転、悩み初めてしまう。
ペニーからのダンス練習の誘いも断り、スタジオを出て行ってしまうラッキーにペニーは苛立ちを隠せない。
二人の間に、不穏な空気が流れ始めるのだった。
第二幕の始まりはスイングタイム・スタジオでの大勢でのシミーダンスから。
これ、すごく楽しくていい。
思わず一緒に体が動いてしまいます♪
25,000ドル稼いでしまったら婚約者のところに戻り、結婚しなければならないラッキー。
ペニーを愛している彼はなんとしてでも稼いでしまったお金を無くしたいわけですが、ラッキーコインの効果で買う株買う株全部儲かってしまうという。
いいなぁ、ラッキーコイン・・・(笑)
そういえば劇中ずっと思ってたんですけど、25,000ドルって一体いくらなんですかね。
1930年代の一ドルは一体日本円でいくらなのか。
誰か教えてくれー(自分で調べろや)
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第二幕 ヴァン・ダ・ダンダー・センター
記者を招いての撮影会。
ラッキーとペニー、二人の関係はギクシャクしたままだった。
しかも新聞を読んでラッキーの現状を知り、駆けつけたマーガレットとその父親の登場にペニーに事実を全て話そうと思っても、どうしてもタイミングをつかめなくなるラッキー。
そんな中、ダウンタウンに行くといったスパットとベルマの車が全く別の方向に行ったというモーガンサルの言葉に、ラッキーはその後をつけることにしたのだった。
すっかりギクシャクした関係になってしまったラッキーとペニー。
ここでのダンスナンバーは『A Fine Romance』
この曲も『I Won't Dance』に続いて、俺の頭の中をエンドレスで流れる曲である。(笑)
あぁ〜ロマンス、キスも〜しない、とまぁ今の二人のもどかしさを歌ったような内容だったような。(曖昧)
ここでのラッキーの歌声も好きなんだなぁ。
動きもなんだか好き。
モーガンサルとのジェスチャーでの早く言えよ!!みたいなやり取りが笑いを誘います。
そういえばここのシーンでロメーロとボーイズもちょこっと出てたよな・・・?
何気にちょこちょこ出てきて笑いをかっさらう四人が好きだ。(笑)
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第三場 ティップ・タップ・クラブ
アマチュアの兄妹ダンサーだと言っていた筈のスパットとベルマは実はプロで、しかも兄妹ではなかった。
後をつけて着いた先のクラブでその事実を知ったラッキーは、しかし逆に自分がプロのダンサーであることがばれてしまい、言いふらさない代わりにコンテストは棄権しろと迫られる。
そして悩んだ末、ラッキーはその取引に頷いてしまうのだった。
スパット&ベルマのダンス第二弾。
こっちはウェディングダンスとでも言うのか。
ダンスナンバーは『I'll Be Hard to Handle』
きっとスパットはベルマの尻に敷かれるんだろうなという想像が出来ますな。(笑)
第一幕で述べたとおり、スパットの歌は正直ううん・・・ってな感じです。
でも14日の日もここのダンスは悪くなかった気がします。
しかしベルマがとにかく上手いんだな〜
すごくキレのあるダンスなんです。
笑顔も全開でね!
ちなみにスパット&ベルマのダンスは基本的に情熱的な激しめのダンスです。
体力使いそうです。(笑)
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第四場 セントラル・パーク
コンテスト当日、プロポーズしようと追いかけてくるロメーロから必死に逃げ回るペニー。
ラッキーを愛していると苦しいというペニーに、例えモーガンサルが浮浪者に逆戻りしたとしても彼を愛していると言うメイベル。
ペニーはロメーロにプロポーズを受け、それを保留にしたとやってきたラッキーに告げる。
出来ることなら永遠に保留にしておきたいと言い、ラッキーに自分の気持ちを告白するペニー。
ラッキーはその言葉を受け、ようやく彼女に自分の気持ちを告げるのだった。
そして全てを話そうとした時、コンテストの始まりを告げられ、結局ラッキーはペニーに真実を何も話せないままコンテスト会場へと向かうのだった。
ペニーを追いかけて舞台の端から端まで「ペ〜ニ〜!!」と叫びながら爆走するロメーロとボーイズにまず会場大爆笑。(笑)
その後にペニーを追いかけてきたメイベルがペニーに「ロメーロかと思った」と言われて「私あんなに派手じゃないわ」と言うところでも笑いを誘ってました。
ロメーロがやって来てメイベルが去るとき、「グッド・ラッキー」と言ったのを受けてロメールが「嫌な言い方するな」と呟くもの笑えます。
ラッキーを愛することに苦しさを感じているペニーを説得するためにメイベルが歌うのが『I Got Love』
説得というか、ある種ただののろけ話のような気もしますが。(笑)
さて、ここのシーンは忘れちゃいけない、ラッキーとペニーがようやくお互いの気持ちを確かめ合う大事なシーンです。
なので山場には二人のキスシーンなんかもあります!(笑)
本当にしてた・・・んだよな、多分。
坂本氏ファン的には複雑な心境かもしれませんが(笑)やっぱりとってもロマンティックなシーンでゴザイマス。
そうそう、ここで千秋楽のハプニング三。(笑)
ボーイズの一人が本当は胸に当てるはずの帽子を落としてしまいまして、その落とした彼の後ろのボーイズがそれをさりげなく拾って何事も無かったかのように去っていきましたとさ。(笑)
こういうハプニングって舞台ならではだよねぇ。(しみじみ)
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第五場 シルバー・ライニング
スパット&ベルマのダンスも終わり、いよいよラッキーとペニーの番が来る。
踊りだす二人だが、ラッキーは突然曲を止めるようにと言い出し、自分もスパットとベルマにもこのコンテストに出る資格は無く、本当に資格があるのはペニーだけなのだと真実を話す。
当然コンテストは中止となり、タイミング悪くやってきたマーガレットによりペニーは全ての真実を知りラッキーを責め、別れを告げるのだった。
いよいよ話も大詰めのシーン。
全てがばれてしまった後ラッキーが歌い、そして二人で踊るダンスナンバーはこのミュージカル名でもある『Never Gonna Dance』
ラッキーの切なくも甘い歌声にうっとりと聞きほれてしまいます。
ダンスも凄く綺麗なんですよねぇ。(しみじみ)
バックのセットが長細い鏡を何枚も並べたようなセットで。
そこに映り込んだ姿がなんだかとっても幻想的。
ペニーはあの真っ白なドレスで、すそがふわっとしててね〜
いつまでも君だけを愛してるよ、と歌うラッキー。
でもペニーは去っていってしまう。
二人がすれ違ってしまう決定的なシーンです。
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第六場 シルバー・ライニング(翌朝)
中止になってしまったコンテストの翌朝、ペニーに別れを告げられてしまったラッキーはチャームズと共にアラスカへと旅立つことになっていた。
そんな中、スパットとベルマは昨日コンテストに来ていた人間の目に留まり、ハリウッドにスカウトされたとラッキーに告げ、彼は二人を素直に祝福する。
そんな彼の元にモーガンサルとメイベルが現れ、ペニーがロメーロと結婚してしまうと告げるが、やって来たマーガレットに彼女の元婚約者の写真を見せられて何かを閃いたラッキーは、メイベルにペニーをここまで連れて来て欲しいといい、スパットとベルマ、モーガンサルにロメーロの足止めを頼んだ。
アラスカへは三人で行ってくれとチャームズにチケットを渡してタキシードに着替え始めるラッキー。
なんと、マーガレットが元婚約者だと言って見せてくれた写真の人物はロメーロだったのだ。
ラッキーの閃き通り、二人は顔を合わせると自分たちが別れる事になったのは全てマーガレットの父親の嘘のせいだと知り、結婚しようと手と手を取り合う。
結果的に結婚は取りやめになってしまったペニーにラッキーは「君はミセスガーネットになりたがっている」と言葉をかけ、ペニーはラッキーコインを投げて表が出れば結婚すると、自分たちの運命をラッキーコインに託した。
そして。
「アナタって本当にラッキーな人ね」
ペニーが投げたコインは見事、表面を上に。
ラッキーは大喜びで彼女を抱き上げ、そして仲間たちもそんな二人を祝福するのだった。
大分あらすじが長くなってしまった。
なんだか小説でも書いてるようだ。(笑)
さて、長い事語ってきましたネバゴナも最後の場面でございます。
実は一幕の最初の教会のシーンでマーガレットの「婚約者はショービジネスの世界に行ってしまった」と言う言葉を聞いて、そのあとのロメーロの登場で、もしかしてこの人がそうなんじゃ・・・?と漠然と思っていた光騎@管理人。
本当に大当たりでございました。(笑)
ロメーロとマーガレットはオーバーリアクションのカップルで非常にお似合いだと思います。(笑)
あ、ここでの見所はやっぱりロメーロ&ボーイズの「こいつら俺たちをトイレに閉じ込めようとするんだ!しかも一つの個室に!!」のシーンでしょう。(笑)
四人がぴったりと固まって再現する所が笑えます。(笑)
そしてラッキーコインが与える最後のラッキーはペニーとラッキーの結婚。
所で、実際にあのコインは表面が出ているのでしょうか。
気になる所です。(そんなとこ気にするなよ・笑)
さて、本編はうきうきハッピーエンドな感じで終わり、と言うことになります。
以下はカーテンコールのお話なぞ。
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カーテンコール
NEVER GONNA DANCEの文字が一つずつのライトボックスになって舞台上に並べられている上をラッキーとペニーがタップやらダンスやらで歩いていく感じのカーテンコール。
ダンサーさんたちと並んでラインダンスのような踊りを披露してくれました。
そのダンスの後は一人ずつ登場してきての挨拶。(と言ってもお辞儀だけですよ)
で、最後に坂本氏が出てくるわけですが、その時点でどの回も会場はスタンディングオベーションの嵐。(千秋楽の夜の部は一度幕が閉まった後での挨拶で客席全部が立ってましたな)
ちょっとそこで本人でもないのに感動してしまった。(笑)
坂本氏は両手を合わせて客席に何度もお辞儀しておりましたよ。
千秋楽は特別に最後に坂本氏のご挨拶がありまして、家に帰るまでがNEVER GONNA DANCEだと、どこかで聞いたようなことも言っておりました。(笑)
しかし彼が言うと本当に先生に言われているような気分になるのはどうしてだろうか。(笑)
そして、日記にも書きましたが千秋楽での出来事。
多分予期せぬ感じだったんだと思うんですが、鳴り止まない拍手に幕が開いては閉まりを三回くらい繰り返したのかな?
その後で会場の上演終了のアナウンスが流れたんですが、客席みんな拍手をやめずに粘る粘る。(笑)
結局四回か五回くらいアナウンスが流れた後に、もう一度幕が開いて坂本氏だけが舞台上に現れてくれました。
また両手を合わせて何度もお辞儀をしたり手を振った後幕が閉まったのですが、そこで彼はよっぽど今回の舞台が大変だったのであろう、『終わった〜〜!!』と両手を高く上げてガッツポーズでそう叫んで行きました。(笑)
頑張ったよ、あんたは頑張ったよ・・・!!(感涙)
会場内は爆笑しつつも、きっとみんなそう思っていたに違いありません。(笑)
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ENDING TALK.
さてさて、そんなこんなでやったら長い文にお付き合い下さりありがとうございました。
三回も観たくせに微妙に記憶が曖昧だったりして、もしかしたら間違った記述があるかもしれませんが、それはそっと見て見ないふりでお願いします。(笑)
なんにしても、素晴らしい舞台でございました・・・(ため息)
歌も踊りもとにかく素敵で、思い出したらもう一度観たくてうずうず・・・(笑)
チケットがあったなら大阪まで追いかける勢いだったのですが、残念ながらもうチケットが手に入らないですからねぇ。
ちょっと本気で再演を希望です!
フットルースは二回やったことだし、これも是非!!
やる兄さんは大変だろうけれども。(笑)
とにかくブロードウェイミュージカルらしい明るくハッピーな舞台に、終わった後は体がなんだか踊りたい&歌いたいモードで大変でした。(笑)
そんなに素敵なミュージカルを見せてくれた出演者の方々に感謝の意を述べて、レポはこれにて終了とさせて頂きます。
本当にみなさんお疲れ様でした!
そして素敵な時間をありがとうございました!!
上演時間:60分
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