:*:* あらすじ *:*:
ジョン・コンスタンティン(キアヌ・リーブス)は少年時代に自殺を計り、2分間だけ死んだ経験を持つ。
それ以来天使と悪魔を見分けられる能力を持った彼は、天国への切符を手に入れるために悪魔祓い(エクソシスト)として悪魔たちを祓い続けている。
カトリックでは自殺は重罪として、死後は地獄へ送られると決められているのだ。
ヘビースモーカーのジョンは末期ガンに冒され余命はあと一年。
そんな中、ふとしたことから彼は地獄と天国の均衡が崩れ始めていることに気づく。
そこかしこでマトリックスと比べられているこの作品。
正直比べる必要はどこにもないと思います。
ただ主役がキアヌだというだけでね、内容自体にはそう関連性はないっスから。
かく言う光騎@管理人はマトリックスを一作目だけちょろっと見て放棄した一人デス。(笑)
なんだかイマイチ面白いと思えなかった・・・というか世界に入り込めなかった?
対してこちら、コンスタンティンはかなり面白かったです!
俺がこういう世界観が好きなのもあるんだろうけど、映像もいいし、何より配役が良いんだと思う。
特にハーフ・ブリード(多分言い表すならば堕天使?)のガブリエル役、ティルダ・スウィントン。
中世的で違和感を感じさせない彼女の存在感はすごいと思う。
んで日記にも書いたのだが、ハーフ・ブリードたちの羽根のCGの質感がものすごく好きだ。(笑)
羽根って言うと軽そうなイメージがあるんだけど、この作品の羽根を見てるとすごくずっしりとしてそうに見える。
肩こりそうだよな・・・などと密かにどうでもいいことを思ったのは内緒にしておこう。(え)
で、ジョン・コンスタンティン。(でってなんやねん)
完全自己チューなほんとアンチ・ヒーロー。
でも正直格好いいっス。(笑)
キアヌずいぶんやせたなぁ、と言うのが俺の第一印象。
この役のためにダイエットをしたそうで。
でもそれが逆にこの作品とジョンと言う人間にすごく合ってるんですよね。
なんたって末期がん患者ですし。
地獄に行きたくないがために日夜悪魔を祓い続ける男・・・って書くとなんだか安っぽいなぁ。(笑)
まぁでも実際そんな感じで。
ヘビースモーカーって言う設定なので本当に劇中はずっと吸いっ放し。
で、ラストにそれが○○(ネタバレのため伏字で)に変わるのがまた一興。(笑)
いったい撮影中に彼はどれだけ煙草を吸ったのでしょうか。
ほんとに肺ガンにでもなるんじゃないかと彼の体が心配になります。(笑)
ストーリーや世界観や映像なんかについて。
多少キリストやら何やらそこらへんの予備知識があるとより話に入りやすいかもしれない。
でも難しい話ではないのでそれがなくても全然楽しめます。
原作が漫画だからなのかな?
入り込みやすいと言うか。
冒頭からぐいぐいと引っ張りこまれる感じで。
ただ映画館で観ると少々心臓に悪いシーンが何度かあるので心して下さい。
(ようするに大音量で突然現れたりなんだりってヤツです)
俺はそういうシーンよりもむしろ、隣に座った友がびっくりして体を揺らすその衝撃にびびってましたが。(笑)
少々グロかったり怖かったり(貞子系統に)ですんで、カップルで見る場合は是非彼氏は彼女の手を握ってあげましょう。(笑)
あぁ、あとEDロールが流れても途中退場はしないように。
次回作を匂わせるかのような数分の話が流れますので。
ネタバレをしないように感想だけをさらっと書いてみました。
相変わらずレポじゃないっスね。(笑)
でも本当、素直に面白かったと思った映画でしたよ。
まだご覧になっていない方々は是非観てみては如何でしょうか。
Close.
|